Heart of Flowers

Heart of Flowers

いつも心に花

 

お店の近所のお花屋さんは、その名前が「花屋」。

外苑西通りにある小さなそのお店は、西麻布から外苑前方面へ向かう途中にあるため、行きにはどんなお花があるか、チェックだけして用が済んだ帰り道に、目をつけておいたお花を買い求めます。

 

季節に合わせてセレクトされたお花は切り花と鉢植えに加え、この時期はたくさんの観賞用カボチャが並んでいます。いつ来ても飽きない品揃えで、良い香りのバラや、エキゾティック・フラワー、種類豊富な芍薬などが揃います。

 

私が特に「良いな」と思っている点が、他のお店ではあまり取り扱わない「傷もの」「大量」「特価」などの廃棄される予定であったお花も並んでいるところです。

「傷もの」は、葉や花に傷や虫食い、部分的な変色などが見られます。

「大量」は文字通り、単品売りではなく10本以上の花束になっていること。

「特価」はそのような理由から正価で販売するための規格に合わないものです。

「十分に綺麗で香りも良く元気な状態のお花を廃棄するなんて、もったいない。撮影やうち遣いで楽しみたい。」と思う性分から、花はたいていこちらで購入するようにしています。

 

私が学生時代にパリに留学していた頃、花を飾ることや花を買うことは、特別なことではなく、いつでもどこにでも花がありました。道端やレストランやメトロには、ジプシーの子供の花売りがたくさんいました。ある日、車中で信号待ちをしていたら、そんな子供が窓を叩いて花を売りに来ました。私は少し警戒していましたが、その時にお世話になっていたご家族が、窓を開けて快く花を買ってあげているのを見て「えっ」と、初めは驚きましたが、自分が少し恥ずかしくなり、じわじわと心が温かくなるのを感じました。

 

花が私たちに与えてくれる感覚は、本当に百人百様で、さまざまな想いと重なることがほとんどだと思います。花に対する価値観とセンティメンタルな感情は、どんなに時を経ても変わらないものです。

 

Anna's Purple Emeraldは、そんな風にじわじわと心が溶けていく「花」のあるお店になりたいと思っています。

以前にブログで書いたことがありましたが、「女性は季節に寄り添うように生きると、いつまでも綺麗でいられる。」という言葉があります。

だからこそ、「いつも心に花-Heart of Flowers」を大切にしたいと考えています。

 

Botanical Collectionはこちら

ブログに戻る